父親がハゲだと、その男の子もハゲになると言われるように、薄毛や抜け毛に大きな影響を与えるのは遺伝と言われております。
次に「男性ホルモン」の影響があります。最近の研究結果では、男性ホルモン、テストステロンに5αリダクターゼが結合するとジヒドロテストステロンに変わり、これが、毛母細胞を攻撃することがわかっています。
この男性ホルモンのレセプター(感受性)が存在するのがM字部分と頭頂部です。この部分がハゲやすいのはこのためです。
また、食事や毎日の生活習慣の影響も見逃せません。良い野菜(髪)を育てるには、良い原料(血液)がなければいけません。しかし、良い原料があっても、農作業をする人(毛母細胞・毛乳頭)がしっかり仕事をしないと、丈夫に育ってくれません。このように、必要な栄養素を補給する食事は育毛にとっては重要な役割を果たします。
ストレスの影響も大きいです。病は気からと言いますが、心は体にいろんな影響を与えます。
ストレスは、自律神経の働きを鈍くし、これが、血行不良にもつながります。血行不良は、毛髪だけでなく、全身に栄養を送っているので、体のいろんな機能に悪い影響を与えます。
また、頭皮の血行不良も影響はしております。固い頭皮はハゲると言われておりますが、血行不良の頭皮は固くなっております。
実際に、円形脱毛症などで髪がない部分は周りよりも固くなっており温度が低いようです。これも、食事や毎日の生活習慣で、ある程度は解消できます。
自毛植毛のデメリット