脱毛をすると起こりやすい肌トラブルがいくつかありますので、施術を受けたあとは次のような症状に注意することが大切です。
■やけど
脱毛は、光やレーザーが毛根を感知し、熱を生じさせてダメージを与えたり、毛の発生源を破壊したりなどしますが、生じる熱の温度が高すぎると、やけどのリスクが高くなります。
やけどをすると跡が残ります。徐々に薄くなる可能性が高いのですが、気にならない程度まで回復するまでは時間がかかることも多いです。また、感染症などのリスクもあるので、医療機関での治療が必要となります。
■痛み
脱毛サロンの広告などには、ことさら「痛くない」と強調しているのを見かけることもありますが、どんな脱毛でも痛みを感じる可能性はあります。
その程度は、レーザー脱毛では「輪ゴムをはじいたような痛み」とされることも多いですが、人によっては、それ以上であったり、耐えられないほどの強い痛みを感じる場合もあります。
■炎症
施術後に照射した部分が赤く腫れる、ひりひりする、かゆみを伴うなどの炎症が起こる場合もあります。
これは、最も起こりやすいトラブルなので、医療機関などでは、自宅でアフターケアできるように、炎症を抑える塗り薬を処方されることが多いです。 脱毛後数日間の間に、施術した部分に赤い点状や白く膿んだようなブツブツができるケースもあります。これは、「毛嚢炎」と呼ばれる、毛穴が赤く腫れた状態のトラブルですので、医師に相談し、薬を処方してもらうことが大切です。そのまま放っておくとシミや色素沈着の原因になることがあります。
脱毛サロンで予算オーバーしないために